【40代起業 女性必見】知識0でも失敗しない起業成功の秘訣

会社で働いていたら、
子育てをしながら気付けば40代・・・という女性は多いのではないでしょうか。

「子育てが落ち着いてきて、そろそろ自分で何かをしてみたい」「会社に務めて力が付いてきたは良いけど未だに男性有利の職場が不満」「子供に苦労をさせないために高収入を手に入れたい」「会社に縛られず自由に仕事がしたい」

人によって起業や開業をしたいきっかけは様々ではあります。スキルがある人は経験を活かしてビジネスを立ち上げると良いでしょう。

ただ、今回は結婚相談所として女性起業家を多く輩出した、一般社団法人 日本ブライダル・ソムリエ協会理事長として立場から

「スキルや経験のない知識ゼロの私でもどうしたら起業が成功するの?」という女性の方の悩みに焦点を充てて、起業、開業で失敗しない起業成功のポイントをお伝えします。

40代女性が起業・・・スキルが無いと開業は手遅れ?

40代 女性 起業

結婚相談所の開業支援を行っている当社では、様々な方がご相談にきますが、一番良くあるお悩みが
「40代になっての起業は遅いのでしょうか・・・」というお悩みです。

各種SNSなどで目立っている起業家の中には自分より若くてバリバリ稼いでいる女性も思い当たることでしょう。ただ、実際に女性でも男性でも起業、開業に遅いはありません。

日本で起業する人の36.9%は40代で開業

日本政策金融公庫が公表している「2021年度新規開業実態調査」では起業する人の”36.9%”が40代で平均年齢が43.7歳。
つまり殆どの人が人生経験を積んだ上で起業、開業を行っていることが分かります。

40代だからこそ、知識、経験、人脈、貯蓄による自己資金の準備のしやすさなど、
リスクを抑えた堅実な起業・開業が出来るという事です。これは女性においても同様に言えるでしょう。

女性で起業、開業する人は年々増加傾向

こちらも日本政策金融公庫が公表している「2021年度新規開業実態調査」の記事です。

過去10年間と比べると5%以上増えた20.7%。40代起業家の内、10人に2人は女性が開業しているということが分かります。

この背景にはSNSの普及やインターネット上を通して誰でも情報発信が出来ることが可能になったこと。

とりわけ女性の方が共感指数が優れていると脳科学上での見解がある通り、今まで特定のコミュニティでしか活躍できなかった女性ならではの共感力が起業開業の大きな後押しとなっていると推測できます。

40代女性でスキルがない人が起業、開業して失敗しないポイント

ここまでの事から40代女性で起業、開業をする方は多く、世の中的にも遅くないということが分かります。
ただ「スキルがないとハードルが高そう」と思われる女性も多いのではないでしょうか。

しかし、起業にはスキルだけが重要ではなく、起業する業界の選び方と差別化も重要な要素となるのです。
まだまだ男性優位の日本社会。起業や開業をする人も80%は男性の状況です。

ということは、どこの業界で起業したとしても女性ならではの強みを活かしたやり方であれば、20%の人しか実践出来ない差別化が出来るということです。

40代女性の強みを活かした起業成功のポイント

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何をすると良いか分からないからこそ正しい業界の選び方と女性だからこその強みを活かした差別化が必要です。40代女性が起業するうえで必須となる考え方を解説します。

女性だから可能な共感性による差別化

前項でお伝えした通り、女性の共感指数は男性よりも高いことが差別化のポイントです。
この部分を更に掘り下げて、どういう部分に女性は強い共感を生みだすのかを解説します。

そもそも共感という感情には、『認知的共感性』『情動的共感性』という2つに分けられていることが研究で明らかになっています。

認知的共感性とは、
相手の情動や感情を客観的に捉えて「相手は喜んでいる」とか「相手は悲しんでいる」と理解するプロセスを指します。

対して、
情動的共感性とは、
相手の情動や感情を自分の情動や感情として主観的に捉えて、喜んでいる相手や悲しんでいる相手を見たときに、自分も一緒に喜ばしい気持ちになる現象を指します。

早稲田大学大学院人間科学研究科の研究成果の発表では、女性の認知的共感性と情動的共感性が高いことはさながら、ポジティブな共感性(「喜び」「感謝」「やすらぎ」「興味」「希望」「誇り」「愉快」「鼓舞」「畏敬」「愛」)の各種10種類による共感能力が極めて高いことが明らかになっています。

つまり、女性が起業するうえで自身の強みを活かすには、以下のことに注力したほうが良いでしょう。

ターゲットは法人ではなく個人

共感性が高いということは、相手との信頼関係を築きやすいことが強味です。とりわけ「喜び」や「感謝」「希望」などポジティブな共感を分かち合い購買に結び付けるサービスで起業することがよいでしょう。法人の場合でもこのことが言えますが、法人の場合は判断軸がどうしても会社の利益優先となることが多いため、最大限に強みを活かせない場合があります。

新規開拓を続けないといけない起業よりもリピーターを獲得できる業界で開業

開業する種類によっては新規顧客を永遠と獲得していかないといけない場合がありますが、女性起業家の場合は共感性を活かした顧客のファン化を意識して、リピーターの獲得、コミュニティの構築から紹介を得るビジネスモデルで起業、開業することが女性ならではの強味を活かすことに繋がります。

SNSでの情報発信とクロスメディアの重要性

どこでも言われていることになりますがInstagram、TIKTOK、Twitterでの情報発信はコミュニティを作るうえで重要な部分で女性起業家の強みを引き出す大事な要素になります。とはいえどれか1つに固執している人は実は起業の失敗を辿る傾向があります。大事なのはクロスメディア(複数の情報発信を組み合わせること)です。

自分が商品を購入する際に置き換えた場合にこういう経験はありませんか?「SNSだけだと情報量が少なく、興味は持ったけれど、もっと詳しい情報を知ってみたい」低単価の商材の場合、SNSで完結するパターンもありますが、価格帯が高くなるにつれて、購入するまでの導線作りが大事になります。お客様の抱えている不安材料をどこで解決できるか。それらを補填するためにWEBサイトであったり、ブログ発信、YouTube発信など、情報を更にお客様に伝えられる場を設けることが必要になります。

40代で起業するからこそ人生経験による差別化

女性が起業、開業するならではの強みは共感力の高さということをお伝えしましたが、40代が起業するうえで起業、開業するうえでは更なる差別化を設けていかなければなりません。

「私にはスキルや経験がない」と思われる方も多いでしょうが、人生を生きてきて無駄な経験はありません。例えば、恋愛を頑張っていた子育てを頑張っていた、何かを熱狂的に応援していた、没頭している趣味があった、人に言えないレベルに失敗を多くした。

何かしら思い返せば何か自分の人生で1番ではないにしろ強味があるはずです。自分では気付かないかもしれませんが、それは人生経験による厚みが生まれたもので、別の誰かが求めている場合があります。

特定のスキルや経験はないけれど、自分の強みを引き出せる何かを見つけて下記を意識すると、失敗しない起業、開業ができることでしょう。

人脈を使っての広報活動

同世代の友好関係が多い方は極めて有利です。何故なら起業家の70%~80%は40代までに起業、開業を行っているからです。特に女性同士の交友関係が広い人は有利に働きます。

というのは女性起業家の82.7%は法人ではなく、個人をターゲットに開業をしています。

参照:日本政策金融公庫「2022 年 12 月 14 日女性の新規開業の特徴」

つまり、起業をしている女性友達のビジネスに競合することなく親和性を持たすことができれば、既存顧客の紹介をもらい、今後自社で集客をした人を友達に紹介しあうことが可能になります。

継続的なインターネット上での情報発信

とりわけ蓄積されるものに情報を発信し続けることが必要です。意識することは1つのメディアで1つの情報を発信し続けることです。内容は本業に関わりのないことでも構いません。コミュニティを形成することが1番の目的です。

例えば

Instagramではグルメを発信して色々な所を巡っている結婚相談所の仲人さん。

Twitterではゲームが好きなネイルサロン店長。

アメブロで子育てママを応援している保険代理店オーナー等、

共通の趣味からフォロワーを獲得。興味を持ってくれた方が本業へ流れていく。ほとんどの人が商品を発信し続けることが重要と感じられますが、実は固定概念に過ぎません。

特に40代で様々な経験を持っているからこそ、こういった別の分野の発信から顧客の獲得につなげることができる強みを兼ね備えているのです。

中高年対象の補助金・助成金の利用

40代での起業、開業する際、中高年対象の補助金や助成金などの支援制度も利用できる場合があります。
特に、国や自治体が提供する支援制度がある場合、原則、受け取ったお金を返済する必要がないです。
そのため、貯金を持っていない方でも資金的援助を受けて起業、開業の実現が可能になります。

40代が利用できる支援制度としては、生涯現役起業支援助成金があります。
これは40歳以上の人の起業を助ける助成金制度です。雇用創出措置助成分と生産性向上助成分に分かれており、起業時に40~59歳であれば上限150万円の支援が受けられます。助成されるのは、雇用創出措置に要した費用です。

40代女性が起業、開業にあたりオススメのビジネスは?

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ここまでで40代女性だからこそできる起業、開業のポイントをお伝えしましたが、「実際にどこの業界で起業しようか?」という問題に行き着くかと思います。スキルや経験がある場合はそちらでの起業、開業が良いかと思いますが、知識や経験のない方はフランチャイズ(運営本部があり加盟店として看板を利用して独立できる業態)での起業、開業がハードルが低くオススメです。

具体的な社名は割愛しますが業界毎にいくつかピックアップします。

ハウスクリーニング

開業資金が低単価で研修制度がある場合が多数です。また、不動産会社の賃貸管理や低単価で掲載できる広告サイトなど開業後の集客に関しても一定の信頼ができます。そして、ハウスクリーニングを頼む人は女性が多い傾向もあるので、同性の場合、選ばれる心理的ハードルが低いこともメリットになります。

ただ”掃除”という面において几帳面にしっかりと掃除ができる人でなければ、粗を見つけられ顧客満足度を下げられてしまう懸念があります。

フェムケア専門サロン

最近サービスとして有名になり、まだ認知度は低いですが、女性のデリケートゾーンのケアをする業態です。研修制度はありますが、開業資金が若干高いことが欠点です。

しかし、潜在的に悩みを抱えている女性も多いことと、競合が少ないことから、集客基盤を早期に作ってしまえば安定した収益獲得につなげられます。SNS上での情報発信をきめ細やかに行う人にはマッチする業態かと思います。

飲食店

昔からある業態です。最近では無人系での店舗が流行しています。開業資金が若干高額になること、ランニングコストが高いこともあり、オススメとは言えませんが、飲食経営をしてみたいという方は調べてみるとよいでしょう。

結婚相談所

40代女性起業家として、今までの人生経験が1番武器として扱える職種です。開業資金に関してはピンキリですが、顧客を獲得していくことで、月々の収益を得ることができ、収益計算がし易いことが魅力です。需要としても大きく下がることなく、生涯を通して続けられる職種と言えるでしょう。

お客様から感謝をされる職業である反面、密なコミュニケーションが必要な職種になりますので、コミュニケーションが苦手な方にはオススメできないかもしれません。

40代女性が起業するうえでのポイントまとめ

女性起業40代

40代の女性が起業を考えることは全く遅いことではありません。女性ならではの強みと40代だからこそ培った人生経験を武器に、起業、開業する業態と戦略を誤ることがなければ、会社に縛られない自由な暮らしを実現できます。

弊社日本ブライダルソムリエ協会では女性の独立、開業、起業に関して強く推進を行っており、

世の中に1人でも多くの女性起業家を輩出することを掲げております。40代の女性が未経験から起業して成功した実績も数多くございますので、

結婚相談所の業界に興味のある方や「フランチャイズについて話だけでも聞いてみたい!」という方まで、

無料で御案内をさせていただいております。少しでもご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。